赤ちゃんを抱える身としては、普段よりずっと神経質にいろんなことが気になり、この10日間ちょっと緊張気味です。そんな緊張の日々が続いていた、先週の土曜日、またまたおっぱいが詰まってしまいました。
「お母さん、またおっぱい詰まらせたの!?」 |
実は、母乳育児を続けるうえで、私にとっての一番の悩みは、この「おっぱいの詰まり」です。
前回と前々回のおっぱい切れ切れの悩みはまだまだラク。
ニナちが産まれてから今日まで、何度おっぱいの詰まりに苦しんだことか…。
経験したことのない人にはなかなか説明できないのですが、このおっぱいの詰まりは本当に苦しいです。症状から言うと、なんだかおっぱいがチクチクするなぁ、出が悪いなぁと思っているうちに、おっぱいにしこりができます。それでも赤ちゃんに飲んでもらったりするうちに良くなったりすることもあるのですが、そのままよくならないと、おっぱい全体がカチンコチンになります。そして乳頭をよく見てみると、「ここが詰まってます!」のような白いポチがあることが分かります。
これがホントーに辛い!!いつもの自分のパフォーマンスの10%くらいしか活動できなくなる上に、一日中おっぱいのことばかり考えてしまいます。私は正直、しゃべるのも嫌になります。家事してても「あーおっぱい痛い」ご飯食べてても「あー、おっぱい痛い」みたいに、四六時中頭はおっぱいです。
激的に痛い!ってわけじゃないんですが「気にならずにはいられない鈍痛、ツッパリ感」なのです。
原因は、食べ物だとか、体質だとか、ストレスだとか色々言われているようなのですが、私自身はストレスと食べ物かなぁと思っています。だって、育児ってなんだか疲れることも多いし、母乳あげてるとお腹すいて、甘いものが美味しく感じてついつい食べちゃうんだもん。
それでこの週末、本当に苦しんで、本日「桶谷式おっぱいマッサージ」を受けてきました。
一度でも、おっぱいの詰まりや、乳腺炎に苦しんだことがある人はたぶん知っている「桶谷式」。
実は今日で私は2回目。前回行った時も本当にどうしようもなくがまんできないくらいの「カチンコチン」になったおっぱいを抱えていったのですが、このマッサージで解決!本当に助かりました。
この桶谷式のマッサージを施術してくれるのは助産師さん。全国にその手技を学んだ助産師さんが、助産院を開いていたり、ベビースクールのようなところで施術をしてくれたりしているようです。
詳しくはこちらのホームページで見られます。
私が行ったところは、マンションの一室を借りて開いている助産院。
行くまではいったいどんなところでやるんだろうとちょこっと不安に思っていたのですが、行ってみるとマンションの一室で、だいたい15畳くらいの広さ。待合室、受付、施術する場所とわかれているのですが、優しい音楽がかかり、部屋は暖かく、とても心地いい空間でした。
待合室には、赤ちゃんのための長座布団などが置かれ、赤ちゃんを連れて行っても大丈夫です。
施術する場所には、ベッドが2つ置かれていて、一人の施術をしている間、次の人が、もう一つのベッドで待てるようになっています。
そしてマッサージは、温かいタオルでおっぱいを温めながら基底部を持ち上げるような動きをします。ねっ転がっているのでみられませんが、基底部マッサージ→乳頭のマッサージ、を繰り返します。
繰り返しているうちに、お乳がぴゅーぴゅーと出てきます。なんだか不思議な感じです。
これを何分か繰り返しているうちに、カチンコチンだったところも徐々に柔らかくなり、楽~になります。だいたい1回15分くらい~20分くらいだそうです。(ただ、私は一番初めにいったときは、本当にひどいつまりで、しかも詰まっているところが何箇所かになっていたため40分くらいやりました)
そして、帰る頃にはすっきり、あの痛みはなんだったのー??といったくらい本当に楽になるのです。
ということで、本日も桶谷式マッサージを受け、楽になって帰ってきました。
本当は、食事とか注意して詰まらさないのが一番なんだろうけど、どーしても我慢できない私は、懲りずに今日もドーナツ食べちゃったんですけどね。
私が受けたところでは、初診が5000円、2回目からは3500円の一律でした。
ちなみに、現在「桶谷研鑽会」では、今回の地震の被害者でおっぱいが出ないなど、困っているお母さんの支援をしているそうです。マッサージも援助で受けられるそうなので、もし周りに被災者で母乳のことで悩んでいる人がいれば、ぜひ教えてあげてください。
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