おめでとう。いろいろあった一年ですが、元気に育ってくれてありがとう。
年々手抜きになっていく料理とケーキ |
無痛分娩で生まれてくる予定が、途中でこどもの心拍が下がり、麻酔をやめて、促進剤をガンガン打たれ、吸引での分娩になり、白目むいて叫ぶほど痛かったのに、無痛分娩料金は発生するのかよーーっ!と叫んだ、あの日から3年なのですね。
<成長の記録>
体重 15キロ
・この夏におむつが取れました!
・おしゃべりも今まで以上に上手に
・お昼寝をすることが少なくなってきた
・一時期の食欲は落ち着き、前のように何でもかんでもよく食べるという感じではない
・ラーメン、うどん、そば、パスタなどの麺類が嫌い
・相変わらずの車のおもちゃ好き。やっぱりカーズが一番
・怖がり。テレビで少し怖いシーンは人知れず顔をそむけたり、さりげなく母に近づいて来たり
・ルールを守ることに執着がある
3歳って一つの区切りだなぁと感じてます。おむつも取れて、食事だっていっぱしのものを食べるし、意味が分からず泣くこともぐっと少なくなる。赤ちゃん要素はすっかりなくなり、普通に会話が成り立つ。
セナちは1歳半から2歳半がイヤイヤ期で、その時期は本当に大変だった。
誰彼かまわず、気に入らないことがあると、向かっていって手が出るし、外では寝っころがって駄々をこねたり、耳をつんざくような声で泣いたり。このころってブログを書く余裕もなかったのかなぁ、記録がほとんどないww
私一人で、二人の子連れでの外出は本当に避けていたし、行ったら行ったでクッタクタ。正直、育児が楽しいなんて言えなかったし、子育てを楽しんでいる人をみると、心からうらやましくって。
それがセナちが2歳半を過ぎたころから、変わってきた。
手を出すことも少なくなったし、もともとの愛嬌ある笑顔で、友達、特に女の子たちに「セナくん、かわいい~」などと言われて、調子に乗ってる感じだし。良い、悪いの区別も、だんだんわかるようになってきた。
あぁ、ここまで長かったなーー。これからも育児は続くけれど、私にとって育児のひとつの山は越えたようです。
ところで、私はニナちが生まれてから、いわゆる王道の「ひよこクラブ」や「baby-mo」みたいな雑誌もそうだし、そのほかの育児本というものを読んできました。初めての育児は分からないことだらけで、なにか教本が欲しかったし、自分に合う育児を模索してきました。
しかし、いわゆる王道の雑誌は、胡散臭くて「ほんとに子供と接したことがある人が編集してるのか?」みたいな気分になるし、なかなか私に合う本を見つけられないまま、初期のころはシュタイナー、そのあとモンテッソーリとか、脳科学的な子育てとかいろいろ調べてきました。
でもそれで、育児が楽になるということはほぼなく、「あー、私は残念ながら育児に向かない人なのだな」と納得し、育児とは苦行である。と思ってきました。
そんなある日、テレビに出ていた「奥田 健次」さんという人が気になり、著書を手に取ってみました。
この人のホームページを見ると、これまた「ふざけていらっしゃるの?」と問いたくなる様相なのですが、本の中には、私が今まで求めていた、こどもの接し方だったり、ぶれない育児をいかに遂行するかのヒントがありました。
よくある育児書のような「常に優しく子どもの気持ちに寄り添って・・・」のような甘っちょろいものではないので、一部のお母さんや「おぎママ信仰」の人には受け入れられないかもしれませんが、私には合っていました。
この本が、いままでどちらかというと、子供を育てることにネガティブだった私を少し変え、いままで、うまくいかなかったことが上手くいくようになる、きっかけをくれました。
育児は、その家庭その家庭で方針があり、子供の個性や親の環境に合わせて、家族の中で決めればいいことで、正解は一つではない、と心から思うのですが、私のように、育児に苦戦していて、王道雑誌になんとなく違和感を感じている人は、一度手に取ってみる価値のある本かなと思います。
まだまだ、育児は続きますが、言葉が通じるようになってきた二人の子供といろんな経験を通じて私も成長できたらなぁなんて、まじめに思う、2015初秋です 笑